【隠れ貧血】早起きと鉄分 | 早起きが苦手で休みがちになってしまう理由

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どうも♪ たむ(@tam_tamco25)です^^

 

朝起きるのは得意ですか?

 

忙しい時や体調が悪い時、生理の時など。

朝起きる辛さを感じている女子はとても多いです ><

女子だけでなく、多くの方が起きる辛さを感じたことがあるのではないでしょうか?

 

私も貧血のとき、全くと言っていい程、早起きができませんでした。

その理由の1つは、鉄分不足による貧血です!

 

ここでは、早起きと鉄分の関係について、体験談と根拠を合わせてご紹介します。

これから気持ちよく朝起きる、1つのご参考にしていただけたら嬉しいです^^


超絶早起きが苦手だった、私の体験談

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早起きが苦手だと、お仕事や友達との予定、学校などに遅刻しそうになることもありますよね。

 

私自身、超絶早起きが苦手だった時期があります。

それは、原因不明の体調不良で、貧血だと知らずに過ごしていた時期です。

 

中学生〜27歳まで。10年以上の時間になります。

30歳を目の前にした今は、以前のように朝起きる辛さを感じなくなりました。

現在は仕事でも皆勤賞を取れるようになった私ですが、以前は全くの正反対。

恥ずかしながら28歳になるまで、皆勤賞は1度も取ったことがありません。

 

高校生〜大学生の頃は、朝起きることが本当に大変で、遅刻や欠席がちになることも多く、決して良い学生ではありませんでした。

学生指導も何回も受けましたが、どうしても起きられない。

周りからはもちろん「甘え」として見られてしまう状況に、とても苦しんだ時期があります。

 

本当に「甘え」でしょうか?

朝起きられない原因は、大きく3つ

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朝起きられないことは、「甘え」

そう感じてしまうこともありますが、身体がそうさせているとしたら?

 

事実、朝起きられない原因 として 3つのこと があります。

「朝起きられない原因は3つ考えられます。一つは鉄欠乏、もう一つは夜間低血糖、そして起立性調節障害です。

引用:主治医が見つかる診療所、不登校になる前に改善!中高生が早起きできない3つの理由、2019年4月24日(https://www.tv-tokyo.co.jp/shujii/article/?id=019367)

1つ目は、鉄分不足

2つ目は、夜間低血糖

3つ目は、起立性調整障害です。

 

1つずつ見ていきましょう。

朝起きられない原因その1. 鉄分不足

鉄分不足での貧血の症状には、

・だるさ

・眠気

・頭痛

・めまい

・気分の落ち込み など。

があります。

 

これらの症状があることを考えると、朝起きられないことは想像がつきますよね。

本当に朝のだるさといったら、表現仕切れないくらいずっしり重たいものです。

 

加えて、鉄分のお仕事の1つ は「神経伝達物質を作ること」です。

>>【貧血】鉄不足になると何が起こる?|鉄分の仕事&フェリチンの役目

 

睡眠の質に関係している「メラトニン」も神経伝達物質の1つ。

メラトニンが減った貧血の状態では、睡眠もしっかり取れていない状況になり、より早起きを苦手にさせてしまいます。

 

鉄分不足による貧血の時、早起きが苦手になるのは正しいことです!

朝起きられない原因その2. 夜間低血糖

夜間低血糖は、睡眠中の低血糖のことを示します。

 

血糖値は、ごはんを食べると上がり、上がった分下がる身体のメカニズムがあります。

・仕事を遅くまで頑張った時

・いつもと違う1日のリズムで過ごした時

・お酒を飲んだ時

・寝る前に甘いものを食べた時 など。

は、より血糖値が上がりやすく・その分下がりやすくなります。

それが寝る前や日中にあると、寝ている間に低血糖になってしまい、朝のだるさや頭痛・眠気・不安感・動悸などに繋がります。

 

夜間低血糖がある時、早起きが苦手になることは正しいことです!

参考:みつけた!かくれ血糖.jp、ご存知ですか?夜間低血糖(https://www.medtronic-dm.jp/special/nocturnal-hypoglycemia/)

朝起きられない原因その3. 起立性調整障害

起立性調節障害は、立ち上がった時にくらっとすることです。

学校でも目撃したことがある方は多いですよね。

 

起立時にめまいや動悸、失神などが起きる自律神経の病気を「起立性調節障害」といいます。小学校高学年から中学校の思春期の子どもに多く、中等症や重症の場合、朝なかなか起きられないことから不登校につながることも。実際に不登校の子どもの約3分の2が起立性調節障害に悩まされているといわれています。

引用:Doctors File、起立性調節障害(OD)、2020年8月3日(https://doctorsfile.jp/medication/481/)

自律神経が上手に調整できないことによって起こる起立性調節障害。

実は思春期の時期に多く、不登校の子どもの約3分の2が悩まされていると言われています!

 

自律神経は身体の ON / OFFスイッチ であり、交感神経 / 副交感神経 の切り替えを行なっています。

身体を起こして動かすのは「交感神経

身体を休ませて眠らせるのは「副交感神経

 

この切り替えが上手にできないとなると、早起きすることはとっても大変ですよね。

起立性調整障害がある時、早起きが苦手になることは正しいことです!

早起きが苦手な根本の原因は?

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ここまで、朝起きられない原因として、①鉄分不足 ②夜間低血糖 ③起立性調整障害3つをご紹介しました。

ここでぜひ一緒に考えたいのは、この3つに共通するものは何か? ということです。

ポイントその1. 夜間低血糖のもう1つの理由

夜間低血糖 は、血糖値の調整がヘタになることが原因

ですが、本当にそうでしょうか?

 

実は鉄分不足の時、血糖値のコントロールがヘタになってしまいます!

鉄欠乏ラットの血糖値上昇が観察され、鉄の栄養状態が糖尿病の発症もしくは病態進行に関与する可能性が示唆された。しかし、この現象はインスリン濃度の変動を伴わず、その機序についてさらなる検討が必要であると考えられた。
引用:微量栄養素の栄養状態が耐糖能に及ぼす影響、2008(https://core.ac.uk/download/pdf/61331053.pdf)

糖尿病と同じような血糖値の変動が生まれてしまう「鉄分不足」と考えると、本当にその影響力には驚きますよね。

 

こちらでより詳しく解説しています ▼

>>【貧血】眠気と鉄分 | 食後の眠気が辛い理由の1つは「鉄不足」

 

何より、朝起きられないのは、

① 血糖値の調整がヘタになることが原因の「夜間低血糖」なのか?

② 鉄分不足によって、血糖値の調整がヘタになることが原因の「貧血」なのか?

この2つの選択肢を考える必要があります!

ポイントその2. 起立性調整障害のもう1つの理由

起立性調節障害 は、自律神経の調整がヘタになることが原因

ですが、本当にそうでしょうか?

 

実は、鉄分不足の時、自律神経の調整がヘタになってしまいます!

貧血があると、各細胞はエネルギーをつくることができませんから、倦怠感・めまい・立ちくらみ、動悸などが起こりやすくなります。
また、鉄は脳神経や神経伝達物質の材料ともなるため、貧血は発育障害、情緒不安定、うつ状態、胃液十分分泌されずに食べたものが消化吸収できないということも起こります。
前に書いた、起立性低血圧・起立性調節障害も貧血があると増々症状が悪化します。
皮膚や粘膜をつくる材料にもなりますから、貧血だとアレルギー反応も起こりやすくなります。
脳内の細胞もエネルギーをつくれなくなり、脳細胞が働きません。
貧血が原因で、不登校になっている場合もあるのです。

引用:すずらん健康館、不登校・引きこもり(https://suzuran-kenkokan.com/kampo-sodan/futoko/)

このように、自律神経の調整がヘタになることで起こる「起立性調整障害」も、貧血があると症状をより悪化させてしまいます。

 

何より、朝起きられないのは、

① 自律神経の調整がヘタになることが原因の「起立性調節障害」なのか?

② 鉄分不足によって、血糖値の調整がヘタになることが原因の「貧血」なのか?

この2つの選択肢を考える必要があります!

 

解決策として、

「血糖値を整えることなのか?」

「自律神経を整えることなのか?」

「鉄分を摂ることなのか?」

原因をしっかり見つけられないと上手に元気になれなくなってしまうので注意です!

 

つまり、①鉄分不足 ②夜間低血糖 ③起立性調整障害 のうち、もし鉄分不足での貧血があるなら、

まず最初にトライすべきなのは貧血改善であり、

それぞれに影響している根本の原因は「貧血」です!

 

人それぞれで原因が変わってくるところでもありますが、ぜひ「鉄分」「貧血」に注目していただけたら嬉しいです。

まとめ

ここまで、早起きと鉄分の関係について、体験談と根拠を合わせてご紹介してきました。

ポイント

・私自身、超絶早起きが苦手だった私も、貧血から改善されると皆勤賞に。

・鉄分不足による貧血の時、早起きが苦手になるのは正しいこと!

・夜間低血糖がある時、早起きが苦手になることは正しいこと!

・起立性調整障害がある時、早起きが苦手になることは正しいこと!

・全ての根本にある原因は、鉄分不足かも?

 

この記事でお伝えしたいのは、このようなことです。

 

何より、早起きできないこと、朝起きられないこと、遅刻や不登校となってしまうことには、

隠れた身体からのサインがあると、私は思っています。

 

私自身は学生の頃に気づきてあげられず、

周りにも気づいてもらえず、

ただ苦しんでしまいました。

 

解決策は、根性や頑張り以外のところにあるかもしれません!

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最後まで読んでくださりありがとうございました!

Posted by donaldotamco