あなたが感じているのは、夏バテ?貧血?| 汗と鉄分
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どうも♪たむ(@tam_tamco25)です^^
猛暑が続くと、誰もが感じること『夏バテかな…』
あなたも感じていませんか?
私はそんな猛暑続く夜、こう思いました。
『貧血で辛い時は、毎日こんな風に夏バテしているみたいだったな・・・』
『貧血で辛い時は、夏にとても弱かったな・・・』
少しでも炎天下の元歩き始めると、ふらっとして、めまいがして、頭痛がして・・・
実は、関係があるかもしれません!
ここでは、そんな夏バテと貧血について、根拠とともにご紹介していきます!
自分が本当に夏バテなのか?貧血なのか?を判断する1つのヒントにしていただけたら嬉しいです♪
実は、日本に貧血女子がとても多いことについて書いた記事はこちら⬇︎
スポーツと汗と貧血
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あなたは最近どのくらいの汗をかいていますか?
夏で貧血を心配している人は、私だけではありません!
ランナーは長時間ランによって発汗量が多いため、汗への鉄の流出量が増加するばかりか、ランニング後は鉄の尿中排泄量が増加するため、鉄の損失量が多くなります。
引用:一般財団法人 東京マラソン財団、第2回 貧血予防のための食事(https://www.marathon.tokyo/about/medical/medical_sport/index02.html)
スポーツ貧血とはスポーツが原因で起こる貧血であり、比較的ハードなスポーツを継続する選手に起こりやすい傾向があります。汗(夏は特に多くなる)、尿(血尿が出るまで練習しろと叫ばれていた時代があった)、便(陸上長距離選手特有のタール便)に排泄〈はいせつ〉されるヘモグロビン鉄の消失による鉄欠乏、マラソン・バレーボール・バスケットボールのように足底へ繰り返し衝撃がかかるスポーツや、剣道のように身体に衝撃がかかるスポーツでは、同部分で血液中の赤血球が破壊される溶血(行軍血色素尿症)が原因となって貧血が起こります。
引用:zamst、夏バテとスポーツ貧血(https://www.zamst.jp/tetsujin/icing/heat-exhaustion-and-anemia/)
このように、高校野球・マラソンランナー・スポーツ選手など、運動をする人は、より夏の貧血に注意しています。
理由の1つは、運動して汗をかくと鉄分が一緒に失われているからです。
私たちは普段の生活で、汗・尿・便から1日約1mgの鉄を失っています。
大量に汗をかいた時、汗1リットルにつき約0.5mgの鉄が失われます。
出典:https://www.otsuka.co.jp/nutraceutical/about/nutrition/sports-nutrition/basis/lost-through-sweat.html
運動をすると、1L〜3Lの汗を数時間でかけます。
あまり運動をしなくても汗が吹き出すことを考えても、納得ですよね!
汗をかいた分、いつも以上に鉄分を失っている状態となります。
汗をかいただけ鉄分が失われることを考えると、連日のように運動している女性アスリートが、普通の女性より貧血になりやすいことが想像できそうです。
※スポーツ性貧血はより様々な症状と原因が関係していますが、ここでは汗に注目してみました。
参考:オーソモレキュラー栄養医学研究所、鉄(https://www.orthomolecular.jp/nutrition/fe/)
夏バテと貧血の症状は?
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ここで1つ疑問があります。
夏バテも、たくさん汗をかいた暑い夏に注意しますよね?
夏バテの症状なのか?貧血の症状なのか?
あなたはどう判断しますか??
まず、【夏バテの症状】と【貧血の症状】を見比べてみましょう!
【夏バテで感じやすい症状】
身体のだるさ / 眠れない / 食欲不振 / 疲れやすい / 下痢・便秘 / むくみ / イライラする / 立ちくらみ・めまい / 熱っぽい / 頭痛 など
【貧血で感じやすい症状】
身体のだるさ / 眠れない / 疲れやすい / 息切れ / 立ちくらみ・めまい / 頭痛 / イライラ / 爪が弱くなった / 顔色が悪い / 氷を大量に食べてしまう など
代表的なものを並べてみたのですが、症状が似ていますよね!
「最近クラクラするなぁ…」「最近頭痛がひどいなぁ…」「最近疲れやすいなぁ…」と感じた時、夏バテと貧血のどちらを疑いますか??
>>【隠れ貧血の症状】貧血が続くと、どうなるか?|鉄分=0の体験談
夏バテと貧血は似ているようで似ていない!?
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あなたが感じているめまい・頭痛・疲れやすさはどうしたら良くなるでしょうか?
夏バテと貧血の症状は、似ているところがたくさんあります。
でも、原因は全くの別ものであると言うことがポイントです!
夏バテの原因で1番多いのが、外気温と室温の急激な変化による自律神経の乱れです。
体温調整している自律神経は、交感神経(+)と副交感神経(−)のバランスを保っているのですが、気温の変化にバランスを保てなくなると、夏バテ特有の症状として体調を崩しはじめています。
夏は、交感神経(+)が活発になるので、副交感神経(−)を活発にする対策がおすすめです!
他にも水分補給やバランスの良い食事、質の良い睡眠が大事です。
自律神経を整えるおすすめの方法 >>呼吸を意識するだけで、自分をコントロールできる!
貧血の原因で1番多いのが、もちろん鉄分が不足しまうことです。
月経での出血はもちろん、妊娠・出産、成長期に身体により鉄分が必要となる状況、無理なダイエットでの鉄分の摂取不足などが貧血の原因です。
もしかしたら、水分補給よりも鉄剤などで鉄分を摂ることが良いかもしれません。
食事で鉄分を摂るおすすめの方法>>【貧血ごはん日記・5月】鉄分の多い食事はどれだ?|8ヶ月経過報告
BUT
実は、私自身が貧血が辛い時「自律神経失調症」と何度も誤診断されていました。
1つ気になっているのが、鉄分が不足すると神経伝達物質(ドーパミンなど)が不足することです。
これが自律神経にどのくらい影響しているのかは未知ですが、もしかしたら貧血の時も自律神経に影響が出るものなのかもしれません。
つまり、夏バテと貧血は、原因も少し重なってくるところがあるのかな…と私は思います。
まとめ
ここまで、夏バテと貧血についてご紹介してきました。
・汗と一緒に鉄分が失われている。
・スポーツをする人が、より貧血に注意する季節は、「夏」
・夏バテと貧血の症状はとても似ている!
・でも、原因は異なっていて、症状を良くするために行うことも違う!
・でもでも、もしかしたら、原因も似ているところがあるのかも?
と言うことをお伝えしたい記事です。
私は、貧血が辛い時、本当に夏が辛かったです。
大好きな夏をあれだけ嫌いになった1年はありません。
でも、不思議と、今は元気に夏を過ごしています。
夏バテも貧血も、なると辛いですよね><
もし今行っている対策でも元気になれないなら、「疑ってみよう!」と思うきっかけになれたら、嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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