貧血予防は、そんなカンタンじゃない!(鉄分の性質)

2021年6月29日

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どうも♪たむ(@tam_tamco25)です^^

 

鉄不足について、このことを知っていますか?

鉄欠乏は、世界で最も頻度の高い栄養欠乏症である。月経のある女性の場合、日本でも2人に1人が潜在性鉄欠乏であるといわれている。
引用:功刀浩、「鉄欠乏性貧血とうつ病」Vol .6 No.1, 4.2018,depression Jounal

 

最近鉄剤を飲んだだけなのに、嘘みたいに体調が良くなってきて、久々の身体の軽さに感動しながら書かせていただいています!

みなさん!鉄欠乏性貧血や隠れ貧血の女子がとても多いことが、調査の結果で明らかになっています!!

 

「鉄分を維持することが、どのくらい難しいことなのか?」ということについて、根拠と共にまとめていきます!

看護師として1患者としての体験談を加えながらまとめてみますので、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです♪

 

鉄分の役割と鉄分が不足した時の症状をまとめた記事はこちら!


①鉄分は少なくても、多くてもダメ!

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血清鉄(Fe)は、少なすぎても多すぎてもいけません。

もし、バランスを崩してしまえば、、、

それは、お金よりも時間よりも大事なものを失うことになりかねません!

鉄分が不足したとき

もちろん貧血の状態になります。

脳や心臓を含めた全身の臓器に酸素が十分に行き渡らなくなるので、さまざまな症状が出ます。

 

中には、私のようにひどく症状として現れる人と、全く現れない人もいます。

でも、ここで注意です!

症状が出ていなくても、影響が出ていますよ!

 

例えば、自分だけじゃなく、妊娠した時の母体や胎児にも影響が出ることも分かっています。

>>【鉄不足】妊娠した時が危険です!!|産後うつ、胎児への影響

 

そんな症状が出る人、出ない人の違いについては現在研究中とのことです!

(参考:鉄欠乏性貧血とうつ病 ーDEPRESSION JOURNAL VOL.6 NO.1(2018−4)功刀 浩)

鉄分が多すぎるとき

鉄分を多く摂った方が良いという考えも間違いです!

鉄分が多すぎても身体に影響が出ます。

>>【鉄過剰】鉄分のとり過ぎとは、どんなものなのか?

 

鉄分が身体に多すぎてしまうと、身体の中を攻撃してしまい、肝臓、心臓、腎臓などの臓器が機能しなくなってしまいます。

がんや認知症などの病気のリスクにもなります。

 

鉄不足の人がよく処方される鉄剤や、市販薬、サプリメントを飲みすぎることによってもこの状態になります。

鉄分を取るだけ取っていればいいというもんでもないってことなんですよね。

 

つまり、鉄分が少なすぎても、多すぎても全身の臓器をうまく機能させなくしてしまうんです!

②鉄分は、身体に吸収されにくい!

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身体の中の鉄を増やすのはそう簡単なことではありません!

ヘム鉄の吸収率は15%~35%であり、食事内容による影響をあまり受けない。一方、米、トウモロコシ、黒豆、大豆、小麦などの植物性食品に含まれる非ヘム鉄の吸収率は2%~20%である。
出典:厚生労働省、海外の情報 鉄Iron(http://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c03/07.html)

現在、1日の鉄の所要量は成人で10mgとされています。ただし閉経前の女性や、12歳から20歳頃までの成長期にある人は、それより少し多めの12mg。また妊婦さんも多く摂る必要があり、特に妊娠後期では20mg。さらに授乳期の場合も、同様に20mgとされており、これらの数値が1つの目安になるといえるでしょう。
出典:NIPRO、Vol.25 鉄と鉄欠乏性貧血(https://www.nipro.co.jp/sukoyakanet/25/03.html)

「ヘム鉄」はレバー、卵などの動物性の鉄のことで、吸収されやすい鉄分です。

「非ヘム鉄」は、プレーン、ほうれん草、ひじきなどの植物性の鉄のことで、吸収されにくい鉄分です。

 

鉄分の特性を、より突き詰めて3つの視点からご紹介します!

 

そもそも鉄分は吸収されにくい

鉄の吸収率はすこぶる悪いです。

 

口から入れた鉄分のどのくらいが、身体に吸収されると思いますか?

実は、鉄分は、一番吸収されるもので35%。中には2%しか吸収されないものもあります。

ちなみに、同じく吸収率が悪いとされるカルシウムでさえ、1番吸収しやすい牛乳に含まれるカルシウムの40%が身体に吸収されます。

 

なおかつ、身体全体の鉄分と比べると、食べものから得る鉄分の割合は、1%もありません。

ほとんどは身体の中で繰り返しリサイクルされているので、影響力も少ないんです。

>>【貧血メカニズム】「鉄補充」と同じくらい大事な「鉄再生」 | 食べる以外の貧血対策

食事から取るのは難易度が高すぎる

『食事から必要な量の鉄分を取ろう。』

これは、想像以上に大変なことです!

 

例えば、、、

鉄を体内に取り入れやすい鶏レバーの場合、

鶏レバー串を4本くらい、毎日食べ続けなければ、鉄分を必要量取り続けられません。

月経のある女性はその1.2倍。妊娠されている方はその2倍食べ続ける必要が・・・というのはより難しそうです。

 

ほうれん草だとしたら、毎日約267g

これもまたすごい量ですよね!

 

さらに、一緒に食べた食事によっても、鉄分の吸収率は下がってしまいます。

 

口から鉄分を摂取しても、身体に吸収されず、吸収されない鉄はそのまま便として出すように体ができているので、

食事だけで貧血予防をするのは、とても大変なことです。

市販薬やサプリメントを飲んでも足りない

市販薬やサプリという手もありますよね!

 

市販薬『マスチゲン』や『ファイチ』の1日あたりの成分量は『溶性ピロリン酸第二鉄79.5mg』となっていて、これは鉄分10mgに相当します。

 

この量は、成人の1日に必要な鉄分の量ですが、月経のある女性や運動する人などは、これでも足りません。

また、薬の成分が吸収しやすい「ヘム鉄」なのか、吸収しにくい「非ヘム鉄」なのかにも影響してきます。

 

 

処方薬の鉄剤は、1日あたりの鉄分は50~100mgがほとんどで市販薬の5倍~10倍も含みます。

全然違いますよね!

 

貧血の治療では、1日1錠〜2錠を数ヶ月に渡って服用することで、ゆっくり改善されていきます。

貧血の方が、口から摂取することで改善するためには、この量が必要だということでもあると感じています。

③増やしても減っていく(特に女性)


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女子には、生理があります。

ゆえに、月経のある女性の場合は、鉄分を維持することがさらに困難になります!

 

また、他の影響でも、鉄分は減っていきやすいものです。

月経や汗、何かしらの出血、運動などでの体への衝撃などで鉄分は失われていきます。

 

なので、女子のみなさんは、まずは血液検査を行っていただくことがおすすめです!

生理の回数も、昔と比べてすごく増加して、身体に負荷がかかっていますよ!

「生理」の難易度が上がっている!|「生理」を止める方法と改善策

 

もちろん、そうじゃない人もいますが、元気になる1つのきっかけになるかもしれません。

まとめ

ここまで、鉄の維持は難しい!?ということについてお伝えしてきました!

 

鉄分ならではの問題点

①鉄分は少なくても多くても身体に影響がでる!

②鉄は身体に吸収しにくくて、食事やサプリでも限界がある!

③たとえ増やしても、継続しなければ減っていってしまう!

 

大きくこの3つの問題があるので、鉄分を維持することは、本当に難しいです!

 

もし、『貧血気味かな?』と思う人は、できるだけ早く病院を受診して治療をしてほしいです!

私みたいにならないように、健康なうちに病院に行って欲しいし、行き続けてほしいです!(本当にしんどい)

食事やサプリメントで十分じゃないということを知ってほしいです!

 

人それぞれの体質によって変わってくる部分ももちろんありますが、鉄分を維持することがどれだけ難しいことか。

少しでも感じてもらえたら嬉しいです^^

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

2021年6月29日

Posted by donaldotamco