貧血の治療を中断するとどうなるか? | 鉄分を摂り続けなくてはいけない理由
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どうも♪たむ(@tam_tamco25)です^^
「貧血かな〜?」なんて感じたら、誰もが「鉄分を摂ろう!」といいます。
鉄分のサプリ、鉄分を多く含む食事、鉄剤、ドリンクなどなど。
それは、どのくらいの期間飲み続けますか?
「元気になったら、もう大丈夫!」
そう思っていませんか?
ここでは、私の実体験と根拠とともに「鉄分は飲み続けないといけない!」ということについてご紹介しています!
もし、現在貧血の治療をしている女子や、これから治療しようとしている女子の1つの参考になったら嬉しいです^^
鉄分の調整は難しいもんだ!と言うことについてご紹介した記事はこちら!
鉄剤治療を中断すると、どうなるか?(体験談)
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貧血になったら「鉄剤(鉄分)」を飲みます。(ビタミン剤なども一緒に服用します。)
どのくらいの期間飲み続けることが必要だと思いますか?
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「3ヶ月」「1ヶ月」「次の通院日まで」「なんとなく元気になるまで」
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私は、最初に貧血の治療をしたのは「高校生」でした。
鉄剤を飲んだのは、次の通院をするまでの約1ヶ月間。
BUT
大学生の時、気絶をよくする女子でした。
「原因不明」と言われ続けて2年後、重症の貧血と診断され約3ヶ月間鉄剤を飲みました。
BUT
元気になっても、しばらくすると、やっぱり体調を崩しました。
原因不明と言われながらも、無理くり処方してもらい、鉄剤を飲んだり飲まなかったりしました。
BUT
そんな生活をして2年ほど。
私は寝たきりに近いくらい、体調を崩しに崩しました。
現在、私は1年以上鉄剤を飲み続けています。(日々調整を入れています。)
とても元気でポジティブに過ごすことができています!
私が元気でいられる条件は、「鉄剤を飲み続けたか、飲み続けなかったか」です。
でも、これは私だけでなく、多くの女子に当てはまることです!
どうして、鉄剤を飲む期間によって状況が変わるのでしょうか?
その答えは、、、ちゃんとあります!
鉄剤の治療を中断していた私は、元気になるはずがなかったんです!
どうして中断しちゃいけないの?
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鉄剤(鉄分)は、しっかり飲み続けなきゃあかん!
その理由を広めようとしている医師たちがいます。(知らない医師もいます。)
貯蔵鉄を満たすには、ヘモグロビン値が改善された後も3~4か月は継続して鉄剤(フェロミア錠など)を使用する必要があり、真の貧血治療には少なくとも半年の期間を要します。
また、貧血や隠れ貧血の方には原疾患(主に婦人科疾患)がある場合も多いため、治療後しばらく経った段階で婦人科的検査を受けることが重要です。
引用:Medical Note、日本女性の1000万人以上が隠れ貧血!?ヘモグロビン正常値でも疲れやすく息切れがあれば血液検査を、2017年9月28日(https://medicalnote.jp/contents/160623-002-LU)
引用:JBIS(日本鉄バイオサイエンス学会)、8.鉄欠乏性貧血の治療法、2018年8月8日(https://jbis.bio/archives/8-%E9%89%84%E6%AC%A0%E4%B9%8F%E6%80%A7%E8%B2%A7%E8%A1%80%E3%81%AE%E6%B2%BB%E7%99%82%E6%B3%95)
ヘモグロビンは、鉄剤を服用して1〜2ヶ月で改善し、一般的?な貧血の診断基準から外れます。
>>貧血の血液検査の秘密|フェリチンってどうして検査されないの?
貯蔵鉄(フェリチン)の数値を良くしていくためには、ヘモグロビンの数値が改善してから3〜4ヶ月は服用を続ける必要があります。
トータルすると、6ヶ月は鉄剤を飲み続けることになるはずです。
治療が終わっても、貧血になった原因(生理の状況や他の不調など)に合わせて、様子を見ていく必要があります。
「1ヶ月」or「3ヶ月」で鉄剤(鉄分)の服用を中断したとしたら、貯蔵鉄(フェリチン)は少ない状態のままです。
貧血の診断基準では良くなったように見えても、身体は元気じゃない状態で治療が終わってしまいます。
そして、生理のたびに、少しずつ少しずつ身体から鉄分が失われていきます。
そして、「隠れ貧血」の状態からは抜け出すことなく、「貧血」へ悪化していきます。
正しい貧血の治療は、風邪などと比べものにならないくらい、時間がかかるものです!
どのくらい飲み続けたら良いの?(エンドライン)
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貧血治療のエンドラインは、どこだと思いますか?
私の場合は、『アクティブばばぁになるまでかなぁ〜』と思います。
きっとこの先10年くらいは鉄剤と病院にお世話になるはずで、担当医もそのように考えています。
みなさんのエンドラインは、いつまでですか?
鉄剤の内服をスタートしてからは、定期的に通院しながら血液検査をしていきます。目標は貯蔵鉄の指標であるフェリチンが十分な数値になることです。ただし、実際にはフェリチンが十分な数値になった後も数ヶ月は鉄剤の内服が必要となります。過多月経のある女性は閉経まで飲み続けなければならないこともあります。
治療の大まかな流れは以下のとおりです。1~2週間:網赤血球が増える(血が盛んに造られていることをあらわす)
3~4週間:ヘモグロビンが増える
2~4ヶ月:ヘモグロビンが正常化する
6ヶ月:フェリチンが正常化する引用:Medical Note、鉄欠乏性貧血の治療ー治療薬となる鉄剤の使用はどのくらい?、2017年12月15日(https://medicalnote.jp/contents/150707-000008-JCWRFE)
鉄剤を服用したら、定期的に血液検査をして通院をして、フェリチンの数値や体調を見ながらコントロールしていきます。(私の場合は3ヶ月に1回です。)
エンドラインは、それぞれの女子が貧血になった原因によって変わります。
私は月経困難と、そもそも鉄分が取り込みにくい(お腹の問題かな?とのこと)という原因があります。
>>【フォドマップ チャレンジ】私の不思議を解明するカギ、発見!
ほとんどの女子が陥る「鉄欠乏性貧血」は、月経が原因になることが多いです。
つまり、閉経するまで様子をみる必要がある女子は、ごろごろいるはずです!
また、妊娠・出産を予定しているのであれば、なおさら継続することを医師と話し合うべきです。
>>【鉄不足】妊娠した時が危険です!!|産後うつ、胎児への影響
しっかり鉄分の量を維持していこうと思ったら、6ヶ月間だけでは足りません。
女子として鉄分に注意しなければいけない期間は、もっともっと長く、数年〜何十年に渡ってコントロールが必要な人も多いはずです!
あなたは、大丈夫ですか?
まとめ
ここまで、「鉄分は飲み続けないといけない!」と言う理由についてご紹介してきました。
・私自身、鉄分を飲み続けなかったことで、元気になりきれなかったことが多々。。
・鉄剤(鉄分)を飲んで3ヶ月で、ヘモグロビンは正常になるが、貯蔵鉄(ストック分の鉄)は回復しない!
・鉄剤(鉄分)は、最低でも6ヶ月は飲み続けるはず!
・生理・妊娠・出産を乗り越えるには、もっともっと期間が必要!
・貧血の治療は想像以上に時間がかかるもの!
と言うことをお伝えしたい記事です^^
この記事は、私の失敗談が元になっています。
何度も何度も、鉄剤を飲んではやめて、一瞬元気になったと思ったら倒れて・・
私は、倒れることになっていたんです。
ぜひ、正しいことを知って、しっかり元気になる1つのヒントにしていただけたら嬉しいです^^
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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