【私的疑問】血糖値よりフェリチン値(鉄分)の方が重要!?|根拠もあった!
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どうも♪たむ(@tamu_hinketsu_soudan)です^^
「フェリチンの変化って、血糖値よりも影響が強いんだよ。」
これは、私がある医師に言われた言葉です。
みなさんはどう思いますか?
フェリチンは、鉄不足かどうかを判断するための項目です。
普通に考えると、血糖値の方が身体への影響力が大きくて当たり前です。(私はそう習いました。)
「フェリチンよりも血糖値の方が影響力が大きいのか?」について調査しましたので、結果と根拠をご紹介していきます♪
フェリチンとはなんなのか?より詳しく知りたい方はこちら!
血糖値とフェリチンを比べることのすごさ
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(Q)あなたが、身体に影響力が大きいと思うものはなんですか?
A.満腹時or空腹の時
B.体温が高い時or体温が低い時
C.鉄分が多い時or鉄分が少ない時
全て人間の身体に影響が大きいんだろうと思うものを挙げました。
普通は、Cは上げないと思うんですよ。
私が看護学校で習った知識だと、まずあげるならAかBです!!Cは排除という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
いや、そういうものだと思っていたんです……
しかし、実はCの鉄分の威力は凄まじいことが明らかになってきています!
血糖値は、ごはんを食べた時に上がって・上がった分下がってくると空腹を感じて。という上がり・下がりがあります。
もしその血糖値が「ごはん」という影響ではなく、「鉄分」という影響を受けているとしたら?
血糖値よりもフェリチン(鉄分)の方が影響力が強い!?
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『なんか根拠になる論文ないかなぁ〜♪』
と検索すると、フェリチンだとないんですが、鉄分だとザクザク出てきました!
ここでは、その中で分かりやすそうな1つの論文を軽くご紹介します。
・鉄欠乏による代謝変動が血清グルコース濃度上昇に関与する可能性が示された。
・食餌性鉄欠乏ラットの血清中グ ルコース濃度がGKラットと同程度まで上昇することが観察された。
・鉄欠乏状態では肥満を伴わずに脂質代謝が亢進 し、生体内の脂質過酸化反応が進行することから、これらが背景となり鉄代謝の変動によるビタミンA代謝を介さない独自のインスリン抵抗性誘発機構による鉄欠乏ラットの血糖上昇が観察されたものと推察された。
・鉄欠乏ラットの血糖値上昇が観察され、鉄の栄養状態が糖尿病の発症もしくは病態進行に関与する可能性が示唆された。しかし、この現象はインスリン濃度の変動を伴わず、その機序についてさらなる検討が必要であると考えられた。
引用:微量栄養素の栄養状態が耐糖能に及ぼす影響、2008(https://core.ac.uk/download/pdf/61331053.pdf)
この論文は、「栄養素のどれが耐糖能に影響しているのか?」を解決しようとしています。
耐糖能は、身体の中の糖分を維持させる能力のことで、耐糖能異常症は、糖尿病の別名です。
過去の結果から、栄養素同士を比べるために4選手を選抜してます。
①正常
②鉄欠乏状態
③ビタミンA欠乏状態(インスリンを出す補助をしているんだそう。)
④Ⅱ型糖尿病
この4選手に1日絶食してもらってから、ご飯をあげて、その時の血糖値の上げ幅を測定していきまいした。
結果は、「鉄欠乏状態の血糖値の上がり幅が、糖尿病のと同じくらいだった。」です。
つまり、血糖値は鉄の変動によって左右されているってことになってしまうんです。
他にも、「糖尿病と鉄分の関係性」や「フェリチン低下した人は糖尿病の人が多い」など、「主導権を握ってるのは鉄だろう。」ところまではわかってきています。
そうなると、
「フェリチンの変化って、血糖値よりも影響が強いんだよ。」
私が医師に言われた一言は、あながち間違いでもなさそうなのです。。。
(フェリチンは貯蔵鉄の値につかわれるやつです。)
まとめ
ここまで、私が抱いた疑問『フェリチンって血糖値よりも影響力強いのか?』について自分なりに解釈しようとしてきました。
・血糖値の変動は、身体に大きな影響を与えるもの。
・鉄分の変化によって、血糖値の変化が大きくなる。
・鉄分の影響によって、血糖値の影響が変わる。
・鉄分は血糖値よりも影響力が大きい!
このようなことをお伝えしたい記事です。
今は、隠れ貧血に関して日本に理解のある医師は少ないし、周りの人も知らないんですが、どうやらいろんなところで研究する人がいて、もう少しで理解も増えていくんだろうな。と思えます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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