【赤ちゃんと貧血】将来の子どもに影響する貧血のこと|親子で貧血になってない?
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どうも♪たむ(@tamu_hinketsu_soudan)です^^
1度でも、貧血になったことはありますか?
1度でも、貧血の症状を感じらことはありますか?
もしそうなら、あなたのお子さんは貧血かもしれません。
ご相談をいただく方の中には、お子さんの貧血診断を機に、ご自分の貧血・隠れ貧血に気づくママさんがいます。
かなり多いです!
ここでは、日本に溢れ始めている親子での貧血状態、赤ちゃんの貧血についてまとめていきます。
女性が1番貧血になりやすいタイミングは「妊娠・出産」だからこそ、ぜひ今チェックしてみてください!
子育てにおける貧血の影響について、まとめた記事はこちら⬇︎
貧血のママが増えている!
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日本女性の50%以上は、フェリチンの値が低い鉄欠乏状態です!
でも、貯蔵鉄(身体にストックされている鉄分)であるフェリチンをチェックしたことがある人は少ないですよね。
その中で、フェリチンが少ないよりも重症度が高い、ヘモグロビンまで低い日本の妊婦さんが、約30〜40%います!
つまり、フェリチンだけが少ない隠れ貧血を含めると、30〜40%以上の妊婦さんは鉄不足の状態です!
ちなみに、先進国の妊婦の貧血の平均は18%。圧倒的に日本は多いんですよね…
「貧血後進国」「貧血大国」とも表現される今の現状ですが、さまざまな影響があります。
そんな妊婦さんが貧血であることの影響の1つは、「低出生体重児」や「早産」「産後うつ」。
実は、日本では「低出生体重児」が増えています。貧血女性も増えています。
低出生体重児の出生割合は諸外国と比べ高く、女性の就業率の増加、子どもの食物アレルギーの増加、産後うつ等の妊産婦のメンタルヘルス等、育児環境の変化や新たな課題も出てきている。
引用:厚生労働省、授乳離乳支援ガイド、2019年3月
国も課題として捉えていますが、現状はなかなか難しいところ。
その中で、赤ちゃんへの影響も大きく出ていることを、知っていますか?
貧血の赤ちゃんも増えている
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赤ちゃんは、お母さんから鉄分をもらって生まれてきます。
もし、お母さんが鉄不足の場合は、お母さんから引き継げる鉄分量が不足してしまいます。
お母さんの鉄分をどどっと受け取るのは、妊娠終盤。
低出生体重児や早産で生まれた赤ちゃんは、お母さんから十分に鉄分を受け取れないまま生まれてきてしまっているんです。
そうするとどうなるか?
赤ちゃんの4人に1人は貧血
まだまだデータが少なく、研究が進んでいないようですが、
とあるクリニックさんでは、約25%の赤ちゃんが貧血です。
0、1歳児の1/4が鉄欠乏性貧血だった。
引用:おかだ小児科医院公式ブログ、乳幼児の貧血、2017年4月13日
4人に1人、かなり多いと思いませんか?
これは、普通でしょうか?
お母さんのフェリチンの値が、赤ちゃんの脳へ影響
お母さんが貧血と診断を受けていなくても、フェリチンの低さ が赤ちゃんの脳の発達に影響します。
子宮内の鉄の状態が悪い(フェリチンが少ない)ことは、特定の精神運動および精神運動テストでのパフォーマンスの低下に関連しているようです。
引用:Pubmed、Iron status and neurobehavioral development of premature infants(未熟児の鉄の状態と神経行動の発達)、2004年12月
お子さんの発語や言葉の理解・歩行・落ち着きなどには、実は鉄分が1つ絡んでいます。
鉄欠乏は世界的にも最も頻度の高い微量元素欠乏であり、日本でも乳児における鉄欠乏症の割合は高いと予想される。乳児期の鉄欠乏症は長期的な中枢神経系の発育・発達に影響を与えることが明らかになっており、その影響は一部不可逆的である。
引用:乳児期の鉄欠乏について、佐々木万里恵 高橋孝雄、2019年
そして、乳児期の鉄分不足の状態は、実はお子さんが大きくなるまで影響し続けてしまいます。
思春期での貧血も同じです。
>>【思春期と鉄分】 思春期での貧血は、大人になっても影響する| 貧血との戦いはすでに始まっていた!
あなたは、フェリチン(貯蔵鉄)をどのくらいストックすることができていますか?
最低40ng/mlは確保して欲しい。そんな値です。
だからこそ、今できること
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母乳育児を頑張っているママも多いのではないでしょうか?
授乳は、免疫などと一緒に 鉄分 もを赤ちゃんに渡しています。
ここで1つだけ注意点です!
日本の母乳で育てられた乳児は6か月で貧血になる可能性が高く、一方、人工乳で育てられた乳児は血清脂質レベルが低い可能性がありました。鉄分を強化した離乳食は、母乳で育てられた乳児の貧血を防ぐのに役立つかもしれません。粉ミルクを与えられた乳児の脂質状態を高めるために、粉ミルクの脂肪の質を改善する必要があります。
引用:日本小児学会、Type of milk feeding affects hematological parameters and serum lipid profile in Japanese infants(授乳の種類は、日本人乳児の血液学的パラメーターと血清脂質プロファイルに影響を与えます)、2011年
生まれてから貧血になりやすい時期の1つが、生後6ヶ月〜。
お母さんからもらったフェリチン(貯蔵鉄)を、身体の成長とともに使い果たすタイミングです。
つまり、生後6ヶ月の赤ちゃんは、貧血になりやすい!
また、もし完全母乳なら、より注意が必要です!
日々必要な鉄分量は、母乳だけでは不十分なんです!
だからこそ、6ヶ月からは離乳食が始まり、離乳食でどれだけ鉄分を摂れるか?が重要になります。
フォローアップミルクも対策の1つです。
これは、実は世界的に言われていること。
正期産で生まれた赤ちゃんは、生後早期の月齢では必要量を十分に補えるだけの鉄分を持って生まれるが、この貯蔵鉄は生後約 6 カ月までに使い果たすため、生後 6 カ月以降は鉄を含む補完食が必要となる
引用:WHO(世界保健機関)、Daily iron supplementation in children 6-23 months of age(6〜23ヶ月の子供への毎日の鉄補給)、2000年
中には、鉄強化の離乳食を作る国策を作っている国もあるのですが、日本はまだまだ…
「お母さんがどれだけ貧血の正しい改善方法を知っているか?」
「実践できているか?」
が、お子さんの発達に大きく影響してしまう現状です。
だからこそ、今正しい貧血の知識を得て、改善する術を身につけておきませんか?
まとめ
ここまで、日本に溢れ始めている親子での貧血状態、赤ちゃんの貧血についてまとめてきました。
✅ 30〜40%以上の妊婦さんは鉄不足
✅ 日本では「低出生体重児」が増えています。貧血女性も増えています。
✅ 十分にママの鉄分を受け取れず、約25%の赤ちゃんが貧血
✅ ママのフェリチンの低さが赤ちゃんの脳の発達に影響
✅ 特に赤ちゃんが貧血になりやすいのは、生後6ヶ月
✅ 完全母乳なら、より注意が必要!
だからこそ、今正しい貧血の知識を得て、改善する術を身につけておきませんか?
このようなことを熱くお伝えしたい記事です。
この記事でのことは、決して私が言っている言葉ではなく、
日本が、
世界が、、
注目している内容です。
まだ具体的な対策が皆無な状況の中ですが、頑張る背中を強く応援させてください!
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