【貧血対策】鉄分以外の栄養不足 | 貧血にも繋がる栄養素・3選!
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どうも♪たむ(@tamu_hinketsu_soudan)です^^
貧血対策というと、1番に思いつくものは「鉄分」ですよね。
もちろん、鉄分をより摂ることは、声を大にしてお届けしたいです!
ただ、鉄分を増やすだけでなく他の栄養素にも注目すると、より改善に向けて背中を押すことができますよ◎
ここでは、そんな鉄分以外にも貧血になる栄養素。貧血対策として鉄分と一緒に摂りたい栄養素についてご紹介します!
より早く元気になるための1つのヒントにしていただけたら嬉しいです^^
鉄分だけではいけない理由
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鉄分を摂ることはもちろん大切なことです!
その中で、注意したい鉄分のやっかいなポイントが、吸収率。
鉄分が含まれる食品の中で、一番吸収されるもので35%。一番吸収しにくいもので2%しか吸収されません。
なおかつ、身体全体の鉄分と比べると、食べものから得る鉄分の割合は、1%もありません。
ほとんどは身体の中で繰り返しリサイクルされているので、食べ物からの影響力は少ないです。
>>【貧血メカニズム】「鉄補充」と同じくらい大事な「鉄再生」 | 食べる以外の貧血対策
この「吸収率」を左右するのは、他の栄養素。
身体に届けようと摂取した鉄分を、いかに上手に届けていくかは、鉄分と一緒に摂る栄養にかかっています。
逆に吸収率を下げてしまうものもあるので、食べ過ぎには注意したいですね。
ほうれん草、乳製品、コーヒー、紅茶、赤ワインなど。
>>【貧血】食べて良いもの、悪いもの。(これもダメだったのか…)
鉄分以外の大事な栄養
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鉄分だけを摂っても、なかなかヘモグロビンやフェリチンの値が上がってこないなら、不足している栄養は他にもあるのかも。
選択肢としてはいくつかあるのですが、ここでは大きく3つご紹介します!
大事な栄養素その1. ビタミンC
ビタミンCは、身体の中に鉄分を吸収するために必須の栄養です。
ビタミンCがなければ、身体の中に鉄分を吸収することができません。
つまり、ビタミンCが不足すると、貧血になります。
特に 野菜に含まれている鉄分 や 鉄剤などの処方薬 は、「鉄イオン」という身体に吸収できる形に変換する作業が必要です。
Fe+++:吸収できない鉄イオン
⬇︎
Fe++:吸収できる鉄イオン
Fe+++ から Fe++ に変身させてくれるのが、ビタミンCです。
パプリカ・ブロッコリー・ケール・カボチャ・イチゴなど
の野菜や果物を一緒に摂っていきましょう!
大事な栄養素その2. 亜鉛
亜鉛は、鉄分と同じく、酸素を運ぶヘモグロビン作りに必要です。
実は、日本で多い栄養不足の1つであると知っていますか?
日本人は潜在的な亜鉛欠乏状態である割合が高く、最近の報告でも先進国で唯一10~30%が亜鉛欠乏状態にあると報告されています。
引用:京都大学、亜鉛欠乏症のメカニズムの一端を解明 -亜鉛不足はなぜ、さまざまな症状を引き起こすのか-、2018年8月28日(https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2018-08-28-1)
亜鉛欠乏状態にあるのは、10〜30%
1クラス30人の時3人〜9人は亜鉛不足と考えると、多いですよね。
また、鉄分不足であると、亜鉛不足にもなりやすいことが分かっています!
亜鉛不足の症状の1つも貧血ですし、鉄分と亜鉛のどちらも不足している日本人はとても多いと推定されています。(検査する制度が整っていないため。)
つまり、亜鉛が不足すると、貧血になります。
対策としては、
①鉄欠乏性貧血だと思って、鉄分を摂る
②亜鉛欠乏性貧血だと思って、亜鉛を摂る
③鉄と亜鉛の同時欠乏だと思って、鉄分と亜鉛を摂る
という3つ選択肢があります。
ぜひ、
牡蠣、あわび、たらばがに、するめ、豚レバー、牛肉、卵、チーズ、高野豆腐、納豆、えんどう豆、切干大根、アーモンド、落花生 など
の海鮮やお肉、卵、豆類も摂っていきましょう!
大事な栄養素その3. タンパク質
タンパク質は、鉄分を運んでくれる存在です。
・ヘム鉄と非ヘム鉄のうち、ヘム鉄が身体への吸収率が高いのは、タンパク質に包まれているから。
・フェリチン(貯蔵鉄)は、鉄分+タンパク質
・酸素を運ぶヘモグロビンもタンパク質がなければ作ることができません。
つまり、タンパク質が不足すると、貧血になります。
お肉やお魚、卵、乳製品、豆製品など
も、ぜひ摂っていきましょう!
また、吸収しやすい鉄分のサプリメントに共通していることは、アミノ酸で加工していることです。
タンパク質は、アミノ酸がたくさん集まったものなので、サプリメントはタンパク質で加工したものでもあります。
それだけ、鉄分を身体に吸収するために大事な栄養素です。
⬇︎おすすめのサプリメント⬇︎
参考
・森永製菓、人間の体はタンパク質でできている。タンパク質・アミノ酸・ペプチドの関係を解説(https://www.morinaga.co.jp/protein/columns/detail/?id=20&category=health)
・鉄と亜鉛の単独もしくは同時欠乏の生体影響、九州女子大学家政学部栄養学科 許斐亜紀、2015年(https://www.jstage.jst.go.jp/article/brte/26/3/26_124/_pdf)
どうやって栄養不足を見つける?
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『自分は一体どの栄養素が不足しているのだろう?』
そう思いませんか?
日々忙しかったり、頑張っていたりすると、つい食事や栄養に対して意識をし続けることが難しいことってありますよね。
そんな時におすすめの方法の1つが、自分の身体の中で不足している栄養をチェックしてしまうことです。
もし「鉄剤だけでは数値が上がらない」という方は、1度お試しする価値があるかも。
オーソモレキュラー(栄養療法)の医師に相談してみることも良いと思いますし、
最近では、自宅で身体の栄養をチェックできるキッドが販売されていますよ!
まとめ
ここまで、鉄分以外にも貧血になる栄養素。貧血対策として鉄分と一緒に摂りたい栄養素についてご紹介してきました。
・身体に届けようと摂取した鉄分を、いかに上手に届けていくかは、鉄分と一緒に摂る栄養にかかっている!
・ビタミンCが不足すると、貧血になる!
・亜鉛が不足すると、貧血になる!
・タンパク質が不足すると、貧血になる!
・対策の1つは、自分の身体の中で不足している栄養をチェックしてしまうこと。
このようなことをお伝えしたい記事です。
鉄分・ビタミンC・亜鉛・タンパク質 が多く含まれている食品を合わせると、
お肉やお魚、卵、乳製品、豆製品と、野菜・果物 になります。
つまり、いろんなものをバランス良く食べることが必要だということですよね。
大変な時もありますが、鉄分だけ ではなく全体での栄養バランスを意識することが、真の貧血対策だと思っています。
私自身も、より簡単に鉄分をはじめ栄養を摂っていく方法はないか?日々チャレンジしていきたいと思います!
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最後まで読んでくださりありがとうございました!
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